今の世の中には、数えきれないほどの講座やセミナー、通信教育、ウェブラーニングなどが存在しています。その気になれば、どんなものでも知ることができる環境であり、便利な仕組みがあふれているとも言えます。
JAPANメンタルヘルスLab.でも、心理学というジャンルだけで、いくつもの講座があります。
わたしが学生だったころからすると、本当に選択肢の多い時代になりました。
ちょっと分からないことがあれば、検索すればYouTubeなどでは動画でも教えてくれます。
便利にもなりましたね。
わたしは講師業もしていますが、それと同時に、相当の時間と費用をかけてセミナーなどを受講します。
そして
この歳になって、ようやく本当の「学ぶ」ということがわかったように思います。
わたしは、開催するカウンセラー養成講座でも「本物のカウンセラー」と表現します。
カウンセラー養成講座やスクール自体は、あちらこちらにあります。
そこで一連の単位を取り、認定されれば “カウンセラー” と名乗ることができます。
その一方で
実践の少ないスクールでは、実際のカウンセリングを行うことは、簡単ではありません。
長年の経験を通して言えることは、
『カウンセリングは、理論を知るだけではなかなかできるものではない』
ということです。
本を読んだり、座学で学ぶことは「知識」を得ているということです。
そして「本当に学ぶ」ということは、
どれくらい
得た「知識」を行動に反映しているか
自分のものにしているか
ということであり
それができて、初めて「学んだ」と言えるのではないだろうか?と思います。
「〇〇のセミナーに行ってきてん*!」では、学んだことにはならない。
(注:「〇〇のセミナーに行ってきた!/ 行ってきたんだ!」の意味)
「〇〇のセミナーに行って、×××ということを知って、行動してみたら、すごくこころが楽になった。これから実際に×××を使ってやってみるわ」
この一連の流れ、行動が「本当に学ぶ」ではないかと思っています。
わたしの団体では、カウンセラー養成講座も5月にはスタートする予定です。
この講座、ただの座学ではありません。
様々なワークショップなどを通して、あなたご自身で体感していただきます。
心身でしっかり受け止めて、自分の中に取り入れることで、まず自身を変容させていく。
そして実践を繰り返し、現代にあった【本物のカウンセリング】ができるように最後まで寄り添います。
「学ぶ」ことが、単に「学んだ」気持ちになっているということにならないためにも、自分が得た知識をどのように使い、どのように生かして、どのような自分になりたいのかを明確にしましょう。
せっかくお金をだして受講するセミナーなのですから、しっかり自分のものにしたいですね。
今月は「交流分析」の講座がスタートします。
詳細はこちら
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一度きりの人生
毎日楽しく生きていけるように
自分にとって大切なものを手にいれて
学びを日常で活かしていきたいですね。
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